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おたのしみ会ブログ


鎌ヶ谷市ブラジリアン柔術 おたのしみ会

練習内容を少し変えてみました。スパーリング前のテクニックの時間、前半は全体練習で技のレクチャーと打ち込みを行い、後半は個別練習にして各組でやりたい技を研究する形にしました。個別練習はインストラクターが回っていき説明する形で進めてみました(わからないことならごめんなさい)。


柔術は人によってスタイルが大きく異なる格闘技で、パワー、瞬発力、柔軟性、敏捷性があるかどうかで、動きの向き不向きが変わってきます。自分に全く合わない技はいくらやってもなかなか上達しづらいと思います。


私は以前整体の治療を受けた時、格闘技に精通した先生が私の体を見て「もしかしてタックルとか体を反らす動きが苦手じゃないですか?」と話していました。まさにその通りで、柔軟性はある方で前屈は得意ですが、反らす動きが苦手で立ち技能力は皆無です(涙)。昔からタックルはなかなかできるようにならないなと思っていましたが、身体的特性ならばしょうがないですね。それからは向いていないことはあきらめて、向いていそうな動きの精度を高めることに注力するようになりました。その方が上達するでしょうし、何より楽しいです。…と、以上個人的な余談でした。


理想を言えば、全体練習で技の原理や体の仕組みの理解に繋がるレクチャーをし、そこで身につけた考え方をもとに個別練習で自分の体に合った技を「ああでもない、こうでもない」とやって技術を磨いていく…ような形にできればいいなと思っています。

  • 2023年9月13日

私は茶帯の現在に至るまで常設道場に所属した経験がなく、練習は多くて週3回程度だったため、練習以外の時間にはいろいろな方法で技術の研究をしてきました。練習時間の確保が難しい方のお役に立てればと思い、私がやっている方法を紹介したいと思います。


①テクニック動画を見る

見ている方は多いと思いますが、youtubeや各動画共有サイト、有料の動画やDVDなどの媒体には様々なテクニックが紹介されています。柔術は身体的特徴によって技の向き不向きがあるので、自分と体の特徴が近い人(体型、手足の長さ、フィジカルの強さ、柔軟性など)のテクニックを見ると良いと思います。

動画を見ながら試すのも良いと思いますが、私の場合はインプットするのに時間がかかるタイプなので、動画で見たテクニックを絵を描いてノートにまとめることが多いです。手足の形や相手との位置関係をきちんと理解していないと絵を描けないので、理解できているかどうかが明らかになると思います。


②自分のスパーリング動画を見る

最近は自分のスパーリングの動画を見るのが習慣になりました。特にやられているシーンや失敗したシーンは何回も再生して、「うわー!自分はなんて下手クソなんだ!そこはそうじゃないだろ!!」と自分にツッコミを入れながら見ています。そして次に同じ場面になった時のことを想定しておくと、上達が早まるのではないでしょうか。

私の身の回りにいる強い方は共通して、常に動きを修正し続けていると思います。一度通用したからと思い、次も同じことをやると見事に対応されてしまうことがあり、また別の手を考えなくては…と。こちらもレベルアップにつながるので非常にありがたいです。


③自分の体に触れながら体の構造を確認する

練習の時間に相手と対峙している時は、限られた時間なので互いの体に技をかけ合うことに充てると思いますが、家で一人の時間に自分の体に触れながら体のつくりについてじっくり考えてみるのは、わりといい技術研究になると思います。

例えば、自分の両手を胸の前でクラッチしていると首の筋肉に力が入りますが、両手を広げるように胸を開くと首の筋肉に力が入らず、ものすごく絞まりやすい状態になります。また、キムラロックやギロチンの時の手のクラッチを作って、体のどの位置だと力が入りやすいか試す、などなど。

傍から見れば変態チックな動きだと思いますが、家の中ならば人目を気にせず思う存分できます(笑)。


使えそうなものがあればやってみてください。

柔術には数多くの技があり、はじめは技の形と名前を覚えるだけでも大変だと思います。さらに新しい技が出てきたり、時代とともに呼び名が変わったりすることも…。

そして1つ1つの技にはそれぞれ膨大な量のディティールがあり、ネットでもいろいろなディテールが紹介されています。そのディティールを追求していって技の精度が上がっていくのがまた面白いんですよね~。

特に面白いのが、昔からなんとなくやっている技の原理に気がついた時(言語化できるようになった時)、全然別の技だと思っていたのに実は同じ原理だと気づいた時など。新しい発見があると面白すぎてニヤニヤしてしまいます。

面白すぎて社会人としての生活が疎かにならないように、皆さん気をつけながら練習をしていきましょう。

©2021 OTANOSHIMIKAI-BJJ

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